通勤などで毎日歩いている通いなれた道。
皆様はどのように歩いていますか?
“特に意識はせず、何となく歩いても目的地までたどり着ける“
という方が多いのではないでしょうか?
人は、普段当たり前にある物や代わり映えのない景色を「当たり前」と思い、それに対して深く意識を向けなくなります。
でも、その意識を向けなくなったものの中にも、実は素晴らしい発見が隠れているかもしれません。
「当たり前」と思っている事やモノに改めて意識を向け、
新たな気づきを生みだす1つの方法としてMindfulnessが有効です。
人は周囲からの情報を五感で認識しています。
その五感には受け取る情報量には偏りがあり、
視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚1%とされています。
普段、人間がインプットしている情報は、視覚からの情報が非常に多いのです。
普段、無意識に行なっている”見る”という行為に改めて意識を向ける事で、
当たり前のようにあるものに対し感謝の気持ちや新たな気づきが生まれ、
日々の幸福感や満足感が向上するはずです。
新たな閃きも生まれ、仕事や日々の生活がより良い方向に変化するかもしれません。
そんな“見るMindfulness”をはじめる第一歩として、自分の手をじっくり見つめてみましょう。
最も身近な自分の身体ですが、意外と意識して見ることは少ないのではないでしょうか?
まずは「自分の手に感謝する」ということに集中してみて下さい。
やり方はとても簡単です。
①まずは「利き手」を出し、手を広げます。
②次に1分間、手のひらを”ただ”見つめます。
たったこれだけです。
いつも視界に入っているはずの自分の手でも
改めてじっくり見つめることで、新たに感じたこと、気づいたことがあったのではないでしょうか?
こんな指紋の形をしていたのか…
こんな所にホクロがあったのか…
こんな色してたんだ…
様々な気づき、感情、中には感謝の気持ちが溢れた方もいるかもしれません。
いつも当たり前の様に使っている手のひらでさえも、
改めて意識的に見ることで、沢山の気づきに溢れていきます。
日々の生活でも同じ様に捉え、普段見慣れたものに今一度目を向けてみましょう。
毎日歩いている道で、いつもは意識することのない木々の葉や花、日の光、空に浮かぶ雲、
私達の日常は、よく見るとさまざまな変化や気づきで溢れています。
新たな気づきを見つけることで、感謝の気持ちや幸福感に満ち溢れ
日常がより素晴らしいものになるでしょう。
【見るMindfulness】を日常に取り入れ、日々の生活をよりアクティブにしていきましょう!
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