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マインドフルネス

2019/07/01

皆様は、【Mindfulness】という言葉をご存じでしょうか。

 

Mindfulnessは座禅やヨーガなどのMeditationのひとつで、

その中から宗教的な要素を排除し、Meditationの効果のみに焦点を当てたアメリカ発祥の文化です。

数々の臨床実験により科学的に効果が実証されていて、主に仕事の生産性UP・精神病の改善等の効果が大きく上げられます。

また、セルフマネジメントの手法として満足感を高め、心を豊かにし、人間関係にも良い効果をもたらします。

これらの効果からアメリカでは心理学や医学の現場に用いられました。

そして今では、ビジネスやスポーツ・教育の現場など、幅広い分野で取り入れられています。

多くの著名人が実践しているため、Mindfulnessは徐々に世界に広まり、近年では日本にも浸透してきています。

 

 

 

 

時々、Mindfulnessを「ポジティブ思考」と捉えている方をお見かけしますが、

それとは少し違います。

 

Mindfulnessとは、

今 この瞬間に意識を集中させ、個人的な判断や評価を加えないこと

 

ポジティブに考えるのではなく、ありのままを受け入れることなのです。

現代人は多くの情報にとらわれ、必要以上に悲観的に考えてしまうことが多くなっています。

そのため、ありのままを受け入れることで余計なネガティブ思考が減り、ポジティブに変換することができるのです。

 

Mindfulnessは簡単に実践することができます。

まず“何か”に対し、意図的に意識を向けます。

呼吸に意識を向けると分かりやすいので、ここでは“何か”=“呼吸”とします。

その他の思考・感情を無くし、自分の呼吸だけに意識を向けます。

自分の呼吸音、肺のふくらみなどの身体の感覚…

しばらく呼吸をしていると、無くしたはずの思考・感情が再び湧いてくるかもしれません。

無関係のこと、過ぎ去った過去の出来事、またはこれから起こる未来のこと…

この様な余計な感情に気づいたら、それらの考えを一旦止めて、再び呼吸だけに意識を向けます。

 

集中→雑念→気づき→戻す

 

この一連の流れを繰り返します。

このとき、雑念が浮かんだ自分を責めてはいけません。

「雑念が浮かんだ自分」に“気づく”ことが大切なのです。

 

 

これを繰り返し行うことで、“今の自分に気づき”“一つのことに集中する”力を養うことができます。

そして、この現状を受け入れる力と集中力の向上によって、幸福感UPや仕事の生産性UPに繋がるのです。

この他にも様々なMindfulnessがあります。

 

次回は、Mindfulness Eatingをご紹介致します。

 

TRIAL LESSON