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Mindfulnessと仕事のパフォーマンスの関係性

2020/06/01

はじめに

世界の一流企業や、一流のビジネスマンも取り入れているMindfulness。

今回はMindfulnessを習慣化することによって、どのように仕事のパフォーマンスに影響しているかをご紹介します。

 

 

 

職場でのポジティブメンタルヘルス

 

「ワークエンゲージメント」

 

みなさんは、ワークエンゲージメントという言葉をご存知でしょうか?
働く人がどれだけ活き活きと仕事できるかを表す概念であり、個人のセルフケアや職場環境をポジティブな側面から改善を目指すものです。

「ワークエンゲージメントが高い」という事は仕事にやりがいを感じ、活き活きと取り組んでいる状態を指します。ワークエンゲージメントは「活力」「熱意」「没頭」の3つの概念で構成されています。

 

「活力」・・・働く元になる力、元気、エネルギー。
活力が高まることで仕事に対して努力し、高いパフォーマンス力を発揮することができます。

 

「熱意」・・・自分の仕事内容やスキルに対して誇り(プライド)や強い思い入れ、やりがいを持つこと。
熱意が高まることで仕事への興味心、研究心も高まり、様々なことに挑戦できます。

 

「没頭」・・・集中して仕事に取り組む状態。

 

没頭することで丁寧で質の高い仕事を行うことができ、人為的なミスの減少につながります。さらに作業効率UP、生産性の向上が期待できます。
ワークエンゲージメントが高まる事で仕事に対してのやりがいや充実感を感じ、さらに業務における心理的な苦痛が少なくなることがわかっています。

そしてMindfulnessは、この構成の一つである「没頭」に大きく関わりがあります。

この「没頭」はいわば集中する事であり、その集中力を高めるのに効果的なのがMindfulnessなのです。Mindfulnessを習慣化する事で、ワークエンゲージメントが高まり仕事のパフォーマンスの向上にもつながります。

 

Mindfulnessで仕事の効率UP!

 

「特に考え事をしているわけでもないのに仕事がはかどらなかった。」

「やることが多すぎて何から手を付けていいかわからない。」

このような経験はありませんか?
私たちの脳は常に思考していて、多くの出来事に追われ、一度にいろいろな事を考えると脳が疲労していきます。
そして私たちの頭の中は、すでに終わった過去のこと、心配しても仕方のない未来の事でいっぱいなのです。

 

 

 

 

 

Mindfulnessを行うことで、思考の注意力散漫な状態から一点集中型のリラックス状態になり自律神経が整います。
それにより、副交感神経が優位となり、自然とストレスと疲労を軽減し、雑念だらけになった頭の中をクリアにします。
さらに集中力もUPし、生産性の向上にも繋がります。

 

 

 

 

マルチタスクは弊害?

 

仕事が早く結果を出し続ける人は限られた時間の中で何を優先すべきか、自分にとって重要な課題は何かを冷静に見極め、効率的に実行しているものです。
仕事が出来る人のイメージというと、同時に複数の仕事をこなしている人をイメージしがちです。
ですが、脳の働きから考えると同時に複数の仕事や作業を進行、処理することは脳の活動領域を瞬時に切り替えているにすぎないのです。
脳の活動領域の切り替えが増えるほど脳が疲労し、かえって作業効率が落ちます。
仕事が速く効率よく結果を出し続ける人は膨大な量の仕事の優先順位を見極め、シングルタスクに切り替えて一つの事に集中する環境を作っています。

 

職場の人間関係も円滑に!

 

mindfulnessを行う事により、心の広がりやつながりを感じるようになると言われています。
他者と接する際にも、相手の話す内容や心情も寄り添い、受け止めることができるようになります。
そうすることで、思いやりを持って人に接することができ、人間関係の円滑化にもつながります。

 

Mindfulnessを行い仕事のパフォーマンス力を高めましょう!

 

通勤電車の中でも、会社の中でも手軽に行えるMindfulnessの例をご紹介します。

 

1、背筋を伸ばして楽な姿勢をとる。(座っていても立っていても構いません。)

2、まず深呼吸を、鼻から息を深く吸って、鼻から息を吐く

3、呼吸をいつものリズムに戻したら、呼吸する時の感覚に集中する。
呼吸するたびにお腹が上下に動くのを感じとる。

 

(考えごとをしてしまったら、考え事をしているということに意識を向けてから手放し、再び呼吸する時の感覚に集中します。)

 

 

 

Mindfulnessは長い時間で行うよりも、頻繁に行うことが大切です。

短い時間でも構わないので日々の生活や仕事の合間に行い、仕事のパフォーマンス力を向上させましょう。

 

 

最後に

目まぐるしく過ぎていく現代社会。

Mindfulnessで仕事も楽しく、日常をアクティブに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TRIAL LESSON