初めてのマインドフルネス
戸惑い、向かい合い、そして習慣へ（後編）
前回はRIKIYAさんの過去とマインドフルネスに始めて触れたときのお話を伺いました。
今回はマインドフルネスについてお伺いしていきます。
マインドフルネスを日常に取り入れるメリット
Interviewer（以下：Ｉ）： RIKIYAさんが思う、マインドフルネスを日常に取り入れるメリットとはなんですか？
RIKIYA(以下：Ｒ)：朝起きてすぐにマインドフルネスを行うことによって、やる気スイッチが入り、充実した時間を過ごせると感じています。また、夜に行うと睡眠の質が良くなりますし、その日の整理が出来て一日の終わりを迎えることが出来るんです。家に帰ってから落ち着いた時間を作ることによって、プライベートの自分に切り替えることが出来るので、仕事や日常のストレスを、睡眠に持ち越すということがなくなりました。
Ｉ：RIKIYAさんはマインドフルネスを行い始める前と後だと、どのような変化がありましたか？
Ｒ：マインドフルネスを行う前はすぐにイライラしてしまったり、休みの日は特に何もせず、だらけながらアニメやテレビを見て、自分にとって利益がない時間というか、成長に繋がらない時間を過ごしていたかなと思います。元々その日にやりたいことがあっても、めんどくさいなぁと思ったり、別にやらなくてもいいや、と思っていたことが多かったので、今日休みだしゆっくりしよう…と落ち着いてしまいがちでした。
マインドフルネスと出会ってからも、やらない日は同じような日を過ごしていましたが、やった日はアクティブになれましたし、その日の整理をすることも出来ました。特に僕は、朝のマインドフルネスは読書をしたり身体を動かしたりと、自分を成長させられる時間に持っていけるので好んでやっています。仕事の日は、休憩中に行うと一回「リセット」してその後の時間を過ごせるので、すごく切り替えられるようになりました。成長するにあたって適度なストレスは必要ですが、そのストレスをいったん手放すということを知ったので、自分でもびっくりするほど日常に大きな変化を感じています。
RIKIYAおすすめのマインドフルネス法
Ｉ：マインドフルネスによって大きな変化があったRIKIYAさん。おすすめのマインドフルネス法はありますか？
Ｒ：マインドフルネスリスニング、音に集中することですね。僕の場合は自然の音、特に水の音が集中できます。雨の日は雨の音だけを感じて、晴れた日には窓を少し開けて、車や風などの生活音を聞いたりすると本当に休まっている状態というものを感じられます。
Ｉ：BurnesStyleで行うMindfulnessWorkoutでは、プログラム中はワークアウトの効果を上げるためにマインドフルネスを行っていると思うのですが、それを日常で生かすことはできますか？
Ｒ：プログラム中に、呼吸・流れてくる音・身体の部位に意識を向ける時間があるのですが、全て生活に置き換えて取り入れられます。例えば呼吸なら、生きている限りずっとしているので、あぐらの姿勢を取らなくてもマインドフルネスを行うことが出来ます。イライラしてしまったなという時には特にやってみていただきたいです。時間があるときには、朝や夜に姿勢を正して、ちゃんと呼吸に意識を向ける。BurnesStyleでは正しい姿勢についてもお伝えできるので、沢山の方に体験していただきたいです。音に関しては、先程お話しさせていただいた自然の音もいいですし、自分の好きな音楽をジャンル問わずに聴く、これもプログラムで行っていることと同じですね。音楽を聴く方は多いと思うので、携帯をいじりながらではなく、目を閉じて、流れてくる音楽だけに意識を向けて聴いてみてください。新たな発見や気付きがあって心に響くと思うので、同じ音楽でも前に聴いたものとは違った感覚を味わえると思います。
身体の部位に意識を向けるマインドフルネスに関しては、例えば歩いているときに、足裏の感覚や、右足が動いた、左足が動いた、だったり、腕振っている、といった意識を向けると、この脚のおかげで歩けているんだなという感覚だったり、ありがたいと思う気持ちなど、いつもと違った感覚を味わうことが出来ます。
普段はそんなこと考えないと思うのですが、色々な場面でその瞬間瞬間に意識を向ける時間を作る。そうすることで気付きのプロセスになり、生活の質が上がって、アクティブになれると思います。方法は様々なので、是非ご自身に合った方法で続けてみていただきたいです。今この瞬間は今しかない。同じ1日を過ごすなら、僕は有意義に、アクティブに過ごしたいと思っています。
皆様へのメッセージ
Ｉ：それでは最後に読者の皆様へメッセージをお願いします。
Ｒ：運動だけでも身体を鍛えられますし、脳や心の健康にもつながるのですが、プラスアルファーでMindfulnessWorkoutならではの、呼吸や音、身体の部位に意識を向ける時間を作ることによって、運動効果はもちろん上がりますし、心や脳の健康にも繋がってきます。年齢を重ねていっても健康でいるためには、マインドや脳を元気な状態にしておくと、気持ちも身体もコントロール出来ます。BurnesStyleはコントロールする力を育める場所でもあるので、一石二鳥です。心も身体も健康に。内外両面から美しく強くなれる場所。秋葉原・銀座共に女性専用のスタジオなので、美しくありたい、強く生きたいという方こそ来ていただきたいです。今まで運動経験がない方でも、自分のペースで始めていただいて、慣れてきたらより大きくカッコよく、動いていきましょう。スタッフ一同心よりお待ちしております。
Igniter RIKIYA
千葉県出身
10歳から15歳までサッカーを習う。それ以降は15歳からフットサルを始め、県大会3位入賞。同時期に魔裟斗選手などのK-1選手に憧れキックボクシングを始め、アマチュアの試合などもしていた。キックボクシング経験をいかせる仕事、本気でやりたいと思う仕事を探しBurnesStyleへ入社。現在に至る。
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