YOGAからMindfulnessWorkoutへ
BurnesStyleの立ち上げメンバーの素顔
新しい事業展開…オープンまでどんな日々を過ごしましたか。
MICHI(以下:M):BurnesStyleを立ち上げる前は、ホットヨガスタジオLAVAに務めていました。新しい刺激や成長するきっかけが欲しくて、東京都から半年間福岡県への勤務を希望。その後、自分のビジョンを見直していたタイミングで、社内の配信ツールで、“ボクササイズ系の事業を立ち上げます、やってみたい人一緒にどうですか?”というアンケートが配信されていました。その事業のプロジェクトリーダーが、以前からお世話になっていた方でしたし、興味もありました。タイミングもタイミングだったので、引き寄せかなと思うほどでした。3年間LAVAで務めた後、転籍しました。初期メンバーで集まり、これから行っていく内容と決意、そして“苦しい道になることは目に見えている、覚悟はいい?”と、プロジェクトリーダーから話があり、成功に向けてスタートを切りました。当初は、本当に何も決まっていない状態で、一から物事を決めていく状況でした。これから何をしていこうかという段階で、世の中の動きだったり、社会が求めているニーズや、トレンド、最先端の流行を探し続け、見つけては話し合い、とにかく何事にもやってみて、違ったらまた探してという繰り返しでした。第一にVentureBankの基盤にも在る、“瞑想”を取り入れた新しいWorkoutを作ろうと決めました。まだ店舗もなかったので、店舗はどこに出そうか、と自分たちでエリアに分かれ探し歩いたり、不動産屋を訪ね、希望の条件を伝え、いくつかピックアップしてもらって持ち帰ったりしていました。新しいことを世の中に送り出していくということを考えたときに、正解がない中で世の中に認知されるかわからない不安。手探りの状態は続きました。そして新しいメンバーが入り、少しずつレッスンも形になってきて、デモレッスンを開催しては、たくさんの意見をいただきながら改良に改良を重ねました。
Interviewer(以下:I):オープンするまでを思い返すといかがですか?
M:すごく新鮮でした。今まで働いてきた場所では、絶対に経験できなかったことをさせて頂きましたし、BurnesStyleに入っていなかったら知らずに過ごしていたことがたくさんあります。物件探しも含め、わからないことが多かった為、とりあえずやってみようという気持ちがないと苦しい日々でしたね。まず何事にも挑戦してみる!を念頭に置いて日々を過ごしていました。その時期は私の人生の中で大きな財産となっています。
I:素敵ですね。色々な経験を経て、今のBurnesStyleがあるのですね!
M:そうですね。スタジオにこもって作業し、勤務時間の全てを使ってひたすら曲を聴き続けたこともありました。そもそも何がいいのかもわからないという状況だったので、選曲するのも一苦労でした。それでもみんなで曲を寄せ集めて、レッスン作ってみようと作ったのはいいものの、 デモレッスンでは強度が高すぎたり、様々なご意見を頂く結果となりました。でも、そのご意見があってこそ改良する材料ができ、世の中のニーズとBurnesStyleが行いたいことの調和がとれた結果、今のBurnesStyleにつながっていると思っています。
オープンしてからの1年間、自分や周りの変化について
M:私自身、“立場が人を変える”というのはこういうことだったんだなと実感しました。私は元々気が弱くて、泣き虫で、後先のことを深く考えてしまうような性格でした。店長という役職をいただいて、“自分の意見に対し相手にどう思われるか”ということよりも、まず自分がどうしたいのかということを熱を持って伝え続けたり、発信し続けることがすごく大事なのだと気付くことが出来ました。立場をもらえたからこそ、感じられる成長や変化がありました。変化した自分が当然になり、新しい自分として安定してきたのがちょうど1年くらいですね。
周りの変化については、BurnesStyle自体が今までの職歴より、素直さ、謙虚さ、感謝の心というのを大事にしているからこそ、本当にみんな違う歴史があります。十人十色というのがぴったりですね。初めて社会人生活をスタートさせる人もいれば、年齢も人生経験も様々です。私にとっての普通が相手は普通ではなかったりすることもしばしば。固定概念や当たり前という自分の偏見をなくしてメンバーに伝えることを意識していました。様々な経歴を持つメンバーなので、難しいと思うこともあったと思うのですが、背中を押し、メンバー自身に自信が持てるようになると成長もすごく早かったです。それぞれが自信を持ち輝き、生き生きしている姿をどんどん見かけるようになりました。それが、それぞれの未来につながったり、日々変化、日々成長という言葉がしっくりくるなと周りを見ていてすごく思います。
BurnesStyleやお客様の変化について
M:BurnesStyleに関しては、世の中にないものを新しく出していくことがこんなに難しいことなのだと思いました。現在は、自分たちの足でチラシを配り、時にはラジオだったりTVに出演させていただいたりもしています。暗闇が流行っているということもありますが、“暗闇フィットネスです”と言って配ると、少しずつ“聞いたことがある!”と言ってもらえたり、わざわざ振り返って戻ってきて受け取って下さったりと、Burnesstyleを認知して下さっているのを肌で感じる機会が日に日に増えています。エスカレーターを降りていると、男性二人が「今流行っているそこのスタジオだよね」と駅看板を見て話している姿をみたり、Burnesstyleの事を少しでも話しているのを聞いたりするとすごく嬉しくなります。現在、果たして何%の人がBurnesStyleのことを知っているんだろうと思うと、まだ多くの方が知らないと思います。ただその分やりがいがあるし、もっと多くの方に知っていただきたい。そして、その変化を肌で感じられる場所にいることができてとても嬉しく思います。
オープン当初はMindfulnessWorkoutというものがなくて、果たしてそれで世の中に貢献出来るのだろうか。アクティブな人たちを増やし、アクティブな社会を創ることが出来るのだろうか。という葛藤や疑問がありながら前に進みました。でも今は、Mindfulness Workoutを通して実際に成果が出ている方、会社のプレゼンで上手くいった方等、嬉しいお言葉を聞けることが増えてきました。通っていただくことでMeditationが習慣になったとい方もいらっしゃいます。もちろんWorkoutも皆さんが上手になっていくことも単純に嬉しいです。また通っていただいてるお客様は穏やかな方が多く、譲り合いや歩み寄りをしていただける方がとても多いです。たくさん楽しいお話をして下さり、スタッフ皆が元気を頂いています。皆様本当に素敵なお客様です。普通だと思うかもしれないのですが、それは普通ではなくて、すごいことです。素敵な方が多いのは、このBurnesStyleという空間で作っているもので、それは私たちの成果であると思う。この場所でそんな穏やかな気持ちが生まれているんだなと思います。
I:最後にお客様へお伝えしたいことはありますか?
M:いつもBurnesStyleをご利用いただき誠にありがとうございます。オープンしてから現在まで、今こうしてたくさんご予約をいただいたり、楽しく通ってくださっている方が多いのは、日頃通ってくださるお客様のおかげでしかないと思います。通っていただいている中でもMindfulnessでライフスタイルが変わった、自分の気持ちが変わったり成果が出しやすくなったという様々な効果をお声としていただきます。私自身もレッスンの中で皆様の動き方や身体を見たり、フロントでお話しをさせていただいて肌で皆様の変化を感じています。そして、皆様からのお声はBurnesStyleを思って言ってくださることが多く、それもすごく嬉しくて頑張ろうと励みになります。BurnesStyleは一人でも多くの方がアクティブになれるよう、これから大きく成長していくことだけを考えています。BurnesStyleから新しい情報や、スタイリッシュさ、ここに通うことでステータス感を持ってくださる方が増えてほしいですね。BurnesStyleがオリジナルで作ったMindfulnessWorkout が世の中のルーティーンになっていく様に今後とも頑張っていきます。
Igniter MICHI
福岡県出身。
幼少期は大人しい性格で育つ。小学校4年生で千葉県へ引っ越し。そこからは一転、活発なスポーツ少女へ。千葉の小学校では、ドッジボール、バスケットボール、水泳、太鼓、陸上と複数の部活を掛け持ち。中学校から大学までバレーボール部に所属。社会人となった現在も、クラブチームで定期的に大会に出場し、数々優勝の成績を収めている。2014年新卒で当時はベンチャーバンク、ホットヨガスタジオLAVAへ入社。10個のPRGを取得し、ヨガの魅力を伝える。3年目で店長代理を務める。自身の成長のスピード感にもどかしさを感じていた頃、社内配信ツールで見た新規事業への募集が目にとまり、新しい環境に身を置くことを決意。2017年2月、BurnesStyleプロジェクトに転籍。立ち上げメンバーとして奮闘する。現在、1号店となるBurnesStyle秋葉原店の店長を務める。
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